赤ちゃんの中耳炎の症状での見分け方やサイン

赤ちゃんにとっては風邪インフルエンザも怖い病気ですが、実は、これらによって「中耳炎」を併発することが少なくないこと、ご存知でしたか?この中耳炎のほとんどは急激な耳の痛みから始まる「急性中耳炎」。

1歳までに62%の赤ちゃんがかかったという報告もあり、決して珍しい病気ではありません。また、適切な治療を怠ると症状が進み、「滲出性中耳炎」や「慢性中耳炎」へ移行したり、難聴の原因になったりすることも。

特に、自分でどこが痛いと言えない赤ちゃんの中耳炎を見分けるのは周りの大人の役目です。赤ちゃんが出す中耳炎のサインをしっかりとキャッチして早め早めに対処してあげましょう!

赤ちゃんの中耳炎!その見分け方とは?

一般に、赤ちゃんの中耳炎は、風邪などによる鼻水の症状から始まることが多いとされています。これは、赤ちゃんや子どもの耳と鼻をつなぐ「耳管」が大人に比べて、太く短く、水平な構造になっているため、鼻から耳へ細菌やウィルスを含んだ鼻水が流れ込みやすくなっているからなのです。

そうして、耳へ流れ込んだ細菌やウィルスが耳の中の「中耳」で炎症を起こし、激しい痛みを伴う「中耳炎」となるわけです。どうでしょうか?中耳炎についてご理解いただけましたか?では、続いて、赤ちゃんが出すサインから中耳炎見分ける方法についてご紹介していきましょう。

①  耳だれ
これは一番わかりやすいサイン。黄色のどろっとした液体が赤ちゃんの耳から出ていたり、耳の周りで固まっていたりしたらすぐに耳鼻科へ。お布団についていたということもありますので下記の症状とも合わせて普段と違っておかしいな・・と思う時は、お布団のチェックもしてみてください。

②  しきりに耳をさわったり、ひっぱったりする
中耳炎というのは耳の痛みを伴うことが多いので赤ちゃんでも、その不快感からしきりと耳をさわったり、自分でひっぱったりすることもあるんだそう。風邪で鼻水症状が長引いた後などは耳を気にしている様子がないか気にかけておきましょう。

③  発熱が続く
37.5℃以上の熱が3日以上でるなどしたら、中耳炎かも。また、風邪で治療を受けているのに熱が下がらないというような時も中耳炎の可能性があります。いづれにしても熱が3日以上続く場合は医療機関へ連れて行きましょう。

そして、この他にも、

④  頭を左右に振る
⑤  夜泣きする、眠らない
⑥  急にぐずる、泣き止まない

などのサインがあることも。これらの症状は、耳の痛みに対する不快感からきています。赤ちゃんは耳が痛くてぐずっている可能性が!特に、鼻や喉に風邪の症状がある時は要注意です!このような時の見分け方としては、耳たぶの後ろの頭部を軽く叩いてみること。痛がって泣く場合は、中耳炎の可能性が高いです。すぐに耳鼻科へ行きましょう!

また、急性の中耳炎ではなく耳の痛みや発熱などあまり目立った特徴のない「滲出性中耳炎」の場合は、聞こえが悪くなることが。普段、好奇心旺盛な赤ちゃんが呼びかけても反応がイマイチ・・というような時はもしかしたら滲出性の中耳炎かもしれません。

風邪や急性中耳炎の治りがけなどは特に注意が必要です。赤ちゃんの様子が普段と違い、あれ?っと思ったら念のため、病院に連れて行ってもいいかもしれません。なんともないなら、それが一番ですからね!

赤ちゃんの中耳炎!手当と緩和ケア

通常、急性中耳炎の場合、抗生物質を服用すれば数日~10日くらいで治ると言われています。ただ、最近は抗生物質に対する耐性を備えた耐性菌も出てきているんだとか。厄介ですね。

また、お薬をもらったら医師から治ったと診断を受けるまできちんと飲ませましょう。もう大丈夫かなと自己判断でやめてはいけません。中耳炎の場合、治療を途中でやめると何度も中耳炎を繰り返してしまう「反復性中耳炎」や、症状が進んだ「滲出性中耳炎」になることも。

ひどい場合は、難聴の原因になったり、手術が必要となったりすることもありえます。中耳炎は完治するまでしっかりとお薬服用!これが基本です!また、耳だれが出ている場合、そのままにしておくと肌がかぶれたりすることがあるので濡らしたガーゼなどで優しく拭きとってあげましょう。

耳の痛みがあるような時は、タオルを濡らして、耳の後ろを冷やしてあげると、痛みを緩和することができるそうです。保冷剤も効果的です。ただし、冷えすぎないようタオルでくるむなどして調節してあげてくださいね。また、お風呂ですが、中耳炎の時はシャワーで汗を流すくらいにしておきましょう。

いかがでしたか?赤ちゃんの病気は看病するご家族も大変ですが、一番つらいのは赤ちゃん本人。早く元気になれるようしっかりとケアしてあげてくださいね!

⇒赤ちゃんの中耳炎の予防法

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